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三昧塚古墳とその時代

 茨城県立歴史館で開催されている「三昧塚古墳とその時代」を見学した。

代表的な出土品が金メッキした冠。

 

金銅製馬形飾付冠(こんどうせいうまがたかざりつけかんむり)

 

この展示品の説明に「金メッキ」という説明が多くあってきになった。

説明員に聞くと水銀に金を溶かして塗工し水銀を蒸発させるアマルガム方式、水銀を塗工した後金箔を乗せ加熱して水銀をとばす。

奈良平安時代水銀中毒で大勢の職人が犠牲になった。また水銀は不老長寿の薬として珍重されたということも記憶にある。

 

昨年12月、常陸風土記研修旅行は茨城郡でこのとき三昧塚古墳を訪ねた。

石棺の右金色が金銅製馬形飾付冠。

 

以下は再掲。


三昧塚古墳 石棺の内部が描かれている

 たまたま読売新聞の「時代の証言者」大塚初重「古代日本を掘る」12月5,6日にこの古墳のことが書かれていた。
「昭和30年3月27日、古墳の土を防潮堤工事に使いさら地は水田にする工事が始まって緊急発掘の指示が出た。業者、住民の説得に苦労しながら発掘を進めた。4月中旬、未盗掘、無償の石棺が発掘された。石棺の脇には鎧・甲・馬具が副葬され蓋を開けると土のなかから金銅の冠、遺骸、鏡2枚。…三昧塚は東日本では相当に重要な古墳でした。立ち去る時、根本さん(宿泊宅)も区長さんも泣きながら手をいつまでも手を振っています。私も泣いて別れました。考古学をやっていて本当に良かった。」

| 歴史・文化 | 10:56 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
以沙平安京へ-3

 枕草子文学散歩三日目は御所から・・・パワーポイント2葉

 

この御所は徳川幕府が造営した、他にも修学院離宮、桂離宮、仙洞御所も徳川幕府による、文化面への貢献がもう少し評価されてもいいのではないだろうか

平安の才女、お二人はライバル意識が凄かったようだ

| 歴史・文化 | 20:59 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
以沙平安京へ-2

 以沙平安京へ、二日目のパワーポイント、数葉。 

 

定子と清少納言を偲んだ

大内裏中央やや右が内裏跡、枕草子の舞台だった

羅城門は平安京の入口、ここから幅84mの朱雀大路が大内裏まで続いていた。

 

| 歴史・文化 | 11:35 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
文学散歩;以沙(いざ)平安京へ

 「枕草子を読む会」の文学散歩は9月25〜27日の三日間京都のゆかりの地を歩いた。   


 9月25日(日)日立南IC 5:30発ー京滋バイパス・東宇治IC

  宇治平等院 木幡藤原氏墓所 平安神宮   宿泊 京都平安ホテル

 9月26日(月) ホテル 8:30発

  鳥戸野の定子陵 西寺・羅生門跡 神泉苑 朱雀門跡

  京都アスニー(造酒司跡、常設展、企画展、昼食、袿(うちき)・狩衣試着

  大極殿 内裏跡散策 上賀茂・下賀茂神社  宿泊 京都平安ホテル

 9月27日(火) ホテル 8:30発

  京都御所 盧山寺(紫式部の邸宅跡) 西本願寺

  京都東IC 草津Pで昼食 新名神-東名-圏央道 守屋SAで食事

 

季節外れで予想外の猛暑のなか、良く歩いた。 

 

級長としてパワーポイントでアルバムを作った。

初日の二葉

 

 

 

 

| 歴史・文化 | 22:08 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
犬伏の別れ

 8月最後の日曜日、義父母の法事でかみさんの実家に出かけた。広間の祭壇で祭司は義兄と息子、法事の後、墓参りをすまして犬伏のあけみ寿司に移動。人気店のようで駐車場はほぼいっぱい、店内も賑わっていた。小上がりの和室が予約席、盛付けが綺麗な懐石風料理は味もなかなか。

 この店の道路を挟んだ前に小さな堂がある。NHK大河ドラマ「真田丸」名場面、「犬伏の別れ」の場だった薬師堂と言われている。六文銭の旗が立っていてお堂の扉には六文銭の幕がかけてあった。ドラマは見たがこのお堂では少々狭すぎる感じがする。

ネット情報では密議の場はもう一つあって、薬師堂から少し西に行ったところにある「大庵寺」、こちらのほうが規模も大きく密議には適しているとある。いずれにしても犬伏エリアが舞台になったということ。

 

 

 

 真田と言えば幸村、信繁というのはドラマで知った。十勇士の話ししか知らなかった。室町〜江戸の歴史は相当音痴。育った安蘇田沼の地と犬伏は目と鼻の先、高校の友人もいた。でも「犬伏の別れ」は知らなかった。古希を過ぎても身近なことで知らないことが多い、多すぎる。

| 歴史・文化 | 22:19 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
富岡製糸場
 富岡製糸場は昨年世界遺産に登録されてから見学者が一気に増えたようだ。それほど興味はなかったがついでの折にでもと思っていた。甲府から八ヶ岳の麓を走って富岡まで良いドライブが出来そう、その近くに行ってみたい万葉の地と歌碑がある。ということで先ず製糸場まで約3時間、車は少なく快適なドライブ。近くの市営駐車場に車をとめ5分ほど歩いて入場口へ、連休明けというのに結構な人の列。
 1時半スタート一人200円のガイドツアーに参加した。20人ほどでガイドの説明をイヤホーンで聴く。団体も多く目立った外装のガイドがあちこち沢山、連休中の人混みさぞかしと思われた。45分ほどの案内で一通り見学した。明治5年創業という、時の政府が近代化をめざし、凄いスピードで西洋の技術を導入したエネルギーに驚く。赤ワインを女性の生血と勘違い、工人の募集に苦労した、労働条件は良く配慮され女工哀史とは無縁だった、建物の工法、導入設備など興味深いこと様々。一見に値した。


正門の正面にある東置繭所、アーチ中央に明治五年とある

 29日の大河ドラマ「花燃ゆ」では富岡製糸所が舞台、存亡の危機を巡るドラマだった。
| 歴史・文化 | 17:28 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
修学院離宮
 宮内庁京都事務所は京都御所の清所門から直ぐ。御所見学の後ここに立ち寄り修学院離宮の見学を申し込んだ。離宮の見学はネットか1ヶ月前に葉書で申し込む、直接京都事務所に出向き翌日以降の空きがある場合に可。離宮の門前には2度行って、何とか見学したいと思っていた。ネットを見たら11月まですべて満席、葉書は期限切れ、残されたチャンスは直接事務所での申請。
 事務所には外人客も多い、少し待って窓口へ。明日9時半と希望を言ったら簡単にOK、申請書を書き押印されて終了。可能性低いかなと思っていただけに以外、あきらめず直接事務所窓口へ行くことがお勧めなのかもしれない。

 翌朝、娘に送ってもらい受付へ。この日は男性職員のガイドがついてくれた。離宮は54万5千屬塙く、下・中・上離宮に分かれていてその間は宮内庁農園になっている。最初は下離宮の御幸門から寿月観と庭園を見学してから農園の松並木を歩き中離宮へ、さらに松並木を通って小高い上離宮まで。石段を登ると隣雲亭に着く。ここから見下ろす浴龍池と京都の遠景は何とも贅沢な景観。ゆっくり絶景を眺めてから池を廻って表門まで約1時間の見学終了。やっと念願果たせた、見応えあった。


下離宮、寿月観

中離宮、大小5枚の棚板が霞がたなびいているように見える客殿の霞棚

上離宮、隣雲亭から浴龍池を見下ろす、ず〜と左に京都市街が見下ろせる

解散の表総門、色付き始めていた

 建物、庭、池などの名称が良く考えられている、誰のネーミングなのだろうか。ここを造園した後水尾上皇は年に数度しかここを訪れなかったと説明があった。これだけの離宮を造園させた上皇の力とそれを受けた徳川幕府、御所最後の再建も幕府。宮廷と幕府の関係が偲ばれた。
 
| 歴史・文化 | 22:45 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
京都御所
 古典を読む会は4月から「枕草子」。中宮定子と清少納言のサロンは御所の清涼殿。京都御所はずいぶん前一般公開時に見学したことがあり、清涼殿もうっすら記憶にある。枕草子を読み始めてもう一度御所を見学したいと思った。宮内庁のHPで見学を受け付けている、申し込んだら希望日時で簡単に予約が取れた。
 13日、長女宅近くのバス停から市バスで府立病院まで、御所の南を散策しながら集合場所の清所門に1時20分着。
御所職員女性ガイドの説明を聴きながら1時半スタートの1時間コースを歩いた。御車寄、紫宸殿、清涼殿、御池庭など丁寧な説明があり、質問にも的確に対応して頂いた。
 平安京は「うぐいす鳴くよ」(794年)に長岡京から遷都され、今の京都市街の中心地に造営された。その後何回もの火災で再建され、現在の御所は里内裏(火災時などの仮御所)の一つで1331年光厳天皇がここで即位され、明治2年の東京遷都まで皇居とされた。
この間幾度となく火災と再建を繰り返し、安政2年(1855年)に再建されたものが今のもの・・・というのがパンフレットの抜粋。


承明門から紫宸殿を見る

紫宸殿、一面の白砂の手入れが大変とガイド嬢

 そうとは知らず、清涼殿の前でガイド嬢に中宮定子のサロンはと聞いてしまった。考えてみれば千年以上前の建物があるわけはなく、当時の場所でもなかったわけだ。ロマンを感じようと思ったのがついえた感じ。それにしても何回もの火災にもめげず不死鳥のように目の前にあることに感慨ひとしおだった。


清涼殿、右は呉竹(くれたけ)左に漢竹(かわたけ)がある

中央右に天皇がご休息になられる御帳台

御池庭、我が物顔の烏が多い

 京都・奈良などの寺社名所旧跡は入るのにそれなりのお金が必要でガイドは期待できない。それに比べて宮内庁管轄は無料でガイド付き、お勧めだ。
 

 
| 歴史・文化 | 21:06 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
医王寺
 9月25日、福島、最後の訪問は飯坂温泉の医王寺。3年前に「みちのく文学散歩」で訪れ今回が二度目。信夫の庄司佐藤基治公の子継信・忠信が源平合戦で義経を助けて犠牲になった、その後頼朝に追われて弁慶とともに欧州に入った義経は忠義の兄弟を弔うためにこの寺を訪れ法要を営んだという。
 先ず本堂を拝観、兄弟の奥方達が老母乙和御前の悲嘆を察し、甲冑を身に着け兄弟の凱旋の雄姿をを装い姑の心をいやしたという。甲冑姿の若桜と楓の人形が仏壇左右に飾られていた。
「太刀佩て 武装悲しき 妻の秋」自得



本堂脇の芭蕉の句碑「笈も太刀も 五月にかざれ 紙幟」はまだ記憶に新しかった。

 瑠璃光殿で弁慶の笈といわれている(背負い箱)など見学、すぐ先右に義経と兄弟主従像がある。



 参道先の鯖野薬師堂には薬師如来(空海作?)が祀られている、ご縁日は毎月八日、6月は第一土曜日、その気になれば拝観できそう。薬師堂の背後には信夫荘司一族の墓碑が祀られている、中央に基冶夫妻、右側に継信・忠信の石塔、他大小60数基の板碑が立ち並んでいる。近くには「乙和の椿」、兄弟二人を失った御前の母情が乗り移りつぼみのままで落ちてしまうと言われているが・・・。
「咲かで落つ 椿よ西の 空かなし」黙翁
 
| 歴史・文化 | 22:28 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
会津の仏像
 9月24日、訳有って手元にある福島のプレミアム券2枚を使おうと裏磐梯のペンションに出かけた。シルバーウィークが終わってペンション・ポローニャの客はかみさんと二人だけ。一泊のんびり過ごした翌日は会津の寺社と飯坂の医王寺を訪ねる計画を立てた。
 最初は喜多方の長床拝殿で知られる新宮熊野神社、小雨のなか長い参道から長床の拝殿へ、裏手の熊野三社を参拝。3年前の記憶はまだ健在だった。


長床 拝殿 円柱44本が等間隔5列に並ぶ

長床・拝殿の奥に熊野三社の本殿が並ぶ

その時に書いたブログの一部・・・
「直径1尺5寸の円柱44本が10尺の等間隔に5列に並ぶというから幅約26m、奥域12mほどの吹き抜けの荘厳な拝殿。 その奥、階段を上がったところに熊野三社が祀られている。平家物語には熊野参詣の場面がいくつか出てくる。維盛は三山を参詣してから入水した。後白河法皇は実に34回もの熊野御幸を行っている。よほどのご利益があったのだろうか。熊野神社は全国に3135社あり、福島が235社でトップということ。この新宮もその一つ。 」

 宝物殿は騎獅に乗った大きな文殊菩薩像が圧巻、他に国重文の銅鉢、一木造り薬師如来坐像、相撲力士像など見応えあった。


獅子に乗った文殊菩薩座像

 次は15分ほど南に走って会津坂下恵隆寺の立木千手観音。ここは初めて、誰もいない。インターフォンで案内を乞う。観音堂に入り斗帳という大きな垂れ幕を開くと二丈八尺(8.5m)の巨大な立木千手観音菩薩立像が現れた。風神雷神と二十八部衆を従えた菩薩立像に息を呑んだ。案内書によれば一木彫で今も床下に根があるという。製作者は弘法大師か徳一大師とあったが怪しげ。大同三年(808年)に彫刻されたとあるが当時のこの地にこれだけの彫像がつくられたのは相当の権力者がいたということなのだろう。
境内入口の茶屋で栗饅頭や漬物様々でお茶を振舞っていただいた。立派な栗が入った饅頭は旨かった、一箱土産にした。

 次は東に20分ほどにある勝常寺。記憶が定かでなくなった国宝の仏像をもう一度と訪れた。予約した参観者お一人と一緒に本堂の国宝薬師如来、収蔵庫の国宝日光・月光像、他重文など30余躯を拝観させて頂いた。案内のおばさんに脇侍像を横から観てと言われた、前からのすっきりした日光・月光がぷっくりお腹を出した豊かな体系だった。製作者は分からないが奈良から派遣された仏師だろうとおばさんのコメント。再訪して良かった。


勝常寺;ここに国宝薬師如来がある、お堂の右に収蔵庫があり日光・月光などが拝観できる


 
| 歴史・文化 | 22:40 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
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