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啄木を読む

 今年4月から 啄木「一握の砂を読む」が始まった。講師は万葉集から続いている 堀江先生。先生は国際啄木学会理事、岩手日報啄木賞受賞、啄木に関する著書も多幾つか。啄木エキスパートから直接講義を受ける日が続いている。今日で一握の砂 「煙」まで読了した。

 啄木については良く知られたいくつかの感傷的な歌、早逝した天才、渋民村 など断片的なことしか知らなかった。図書館には啄木に関する本が結構多い。講義開始直ぐに読んだのが 梁取三義著「石川啄木の生涯」上下、1980年刊行とやや古い本だったが啄木の生涯が詳細に書かれていて啄木を理解するのには良い本だったが、釧路の女性関係にややウェイトが多いかなと思った。

「別冊 太陽 石川啄木 漂泊の詩人」では彼の足跡が多くの写真で分かり易かった。

山下多恵子の「啄木と郁雨」”友の恋歌 やぐるまの花”では啄木の才能を信じてひたむきに支援を続けた郁雨心情が良く分かった。

最新の本では 中村稔「石川啄木論」、青春を感傷的に歌ったのではなく、狂気とすれすれのところにいた、それが真の魅力という。確かに、一握の砂のなかにもそんな歌が散見される。著者は詩人で弁護士、評論家で日本近代文学館名誉館長。

 これらの本から、26歳の短すぎる生涯のなか彼を支える友人たちと女性関係、過剰な自意識、無節操な生活で犠牲になった家族、そんななか書き綴った日記、22歳には一晩で140首余の歌をよんだなどなど、知らなかった啄木におおいに興味がわいてきた。

 

 この文学講座の楽しみは年一回の「文学散歩」、この秋に渋民・盛岡の啄木所縁の場所と八幡平周辺紅葉文学散歩を予定したがN幹事長の体調で中止になった、残念。級長の閑人も要請され一泊文学散歩を提案したが、先生から一泊は忙しい、2泊で賢治と紅葉もと一蹴されてしまった。さて来春に延期した文学散歩はどうなるのだろうか。

 

| 啄木 | 22:31 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
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